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2008年12月13日

56:この環境(社会)問題、知っていますか?

ずーーーっと気になっていた事をググってみた。

それは何年か前にニュースでやっていたことで、
植物原料(パーム油)を前面に押し出し、
クリーンやエコを大きく謳った大手メーカー洗剤のCMについて、
当時、どこかの環境団体が、このCMは不適切だと言っていたこと。

調べてみると、
『パーム油は環境に優しい』と言わないで。
ということでした。

結論から言うと、この問題は一応は解決されたのか、曖昧な状態でした。
でも、知らなかったパーム油のことが分かったので調べて良かった。


パーム油についての参考ページ:http://www.gef.or.jp/activity/economy/sustainable/index.html
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以下は、このページを簡単にまとめたものです。
『持続可能なパーム油には程遠い現実 』

【環境問題】

■広大な面積の熱帯林が切り開く。
パーム油は主にプランテーションで作られるため、森を切り開く必要があって、
広大な面積の熱帯林が切り開かれ、生物が減少し、その多様性も失われつつある。

■農薬使用による汚染
農薬の使用による地域環境の汚染や健康被害がある。
開発のやり方が悪いと、そこからメタンをはじめ、
様々な温室効果ガスが地球温暖化を促進してしまう可能性も指摘されている。

【社会問題】

■農園労働者の衛生・安全面や賃金面の問題
強制労働や児童労働に関する報告のほか、開発地域の先住民の権利が侵害されることもある。

つまり残念ながら、今使っているパーム油は”現状では”持続可能ではないのです。

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環境に優しいと思っていたことが、実はそうじゃなかった。
使っている人は環境に優しいのかもしれない。
でも、パームヤシ畑がそんなことなっていると本末転倒ですよね。

誰が悪いのかっていうと答えは出ません。
でも、使っている人が「植物性=エコ」という部分だけを見て、
原材料がどのようにして作られている知ろうとしてせずに、
つまり責任を持たずに使用していることは問題かもしれません。
僕なんかは、洗濯は嫁まかせなので、なんの洗剤を使っているかさえ知りませんでした。

生活に深く関わっているパーム油を、今さらなくすことは難しいと言われています。
そうなると製造方法を見直してもらうしか無いのかもしれませんね。
もちろんメーカーだって気づいていて新しい洗剤の開発や、
その過程での環境・社会に対しての配慮を努力しているようです。

さっきのページの次のページに、
パーム油をめぐる新たな動き 』という項があって、
2005年に「持続可能なパームオイルを作る為の原則と基準」が作られたとあります。

持続可能とは、きっと「環境に優しく」とか、
「人に優しく」という意味が込められていると思うのですが、
これは人間が聞こえがいいように呼んでいるだけで、
結局どうやっても地球は汚れていくわけで、これはどうしようもない。
地球を急いで汚すか、ゆっくり汚すかの違いです。


いろんなところでエコと言う言葉を見聞きするようになりましたが、
エコという聞こえのいい言葉はやめて、
『そんなに急がないで、地球をゆっくり汚そう』的な言い方にした方が、
みんなに危機感を感じてもらえるのかもしれませんね。



ずーーーーっと気になっていたことが少し解決できてよかった。



洗濯機やお風呂、台所などから川に垂れ流された洗剤は、どうなっているのか。
ちゃんと害のないものとして地球に還っているのか、
ということも気になってしょうがないので近いうちに調べてみたいと思います。